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2011.2.16

“羽を休めて”

「悪心」

 皆さんは『悪心』という言葉をご存知ですか、私はつい最近知りました。
 最近風邪をひいて医者に薬を処方して貰ったが効果が出ず、改めて別の薬を処方して貰った。それは解熱効果も高い、少し強めの薬ということだった。確かに効果はてきめんで熱が下がり、改めて薬袋の注意事項を読むと、そこには(服用後に、食欲不振や悪心などがあれば服用をやめ、医師に相談するように)と書いてある。経験上、風邪薬は胃を荒らして口をまずくするので、食欲不振は自己判断できるなと思ったが、その次の「悪心」と言うのがわからない。「悪心」を「あくしん」と読んだから、心臓に悪いことが起きるとも考えられるが、それならこんな言葉では表現しないだろう。だとするとこれは心(こころ)の問題だ。
 これは大変だ。悪い心とは何をさすのだろう。普段は常識的な善人として生きているつもりだけれど、すべてに良い心で通せているわけでもない。小さな悪い心をちりばめて生きている。間違って多めにつり銭を受け取って黙っていたり、ルール無視運転をしている乱暴ドライバーは死んでしまえと思ったり、他人のミスを笑ったりしているが、多分、そんなレベルではないのだ。よく言う「悪い心がむくむくと頭をもたげてくる」そんな、普段の自分ではありえない心の奥底から湧き上がってくるような、隠された心の悪の問題なのか。

 答えが見つからないまま悪夢の夜をすごし、翌朝、薬局へ電話で「悪心」の意味を問いただした。すると答えは、先ず読み方が「おしん」だと言う。そして意味は、嘔吐の手前の状態。つまり吐き気がして気持ちが悪いことだと言う。だったら「吐き気」で良いんじゃないのか。医学用語だとしても、これが一般に通用するのか。
「知らないのはあんただけだ」と言われたらしょうがないが、こんなところでへそを曲げてしまうのがまた、私の「悪心(わるいこころ)」なのだ。

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