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2011.8.2

“メガロポリスTOKYO”

「節電」

 『喉元過ぎれば熱さを忘れ』か、震災以降、節電を心がけているはずなのに、公共機関の節電が元に戻り始めている。
 久しぶりで通勤の電車に乗ると、冷房がきつい。気温が27度、それでも湿度の高いその日は、半袖短パンで汗ばんだ体を直撃した。ラッシュアワーで体を動かしにくい車内で、冷風をもろに浴び続けることとなった。バッグの中にマイクロシェルが入っているけれど、混んだ車内では取り出すことも出来ない。雨で窓を開けられない車内なら、ある程度の冷房も必要だとは思う。不快の感じ方には個人差があるかもしれないが、寒すぎて不快の乗客が出ない程度の設定で良いのではないかと思う。思えば、電車の暖房にしても、シート下の暖房があまりにも高く、腰を浮かせながら座り続ける事がよくある。
 一体、公共機関の温度設定は誰が基準になっているのだろう。肥満で脂ぎったお偉いさんが基準だとしたら、大間違いだ。体力の無い年寄りが基準であるべきだ。それ以外の人は、多少の我慢をすれば良い。そしてこれが節電につながって、いつでも当たり前の基準になっているべきなのだ。

 震災以降、東電が発表する電気予報で現在の使用率と予測を見る習慣が付いた。これによって良いところもあるが、使用率の余裕に安心して、節電の意識が低くなるように思う。  
恒久的な節電を成し遂げるためには、『節電メーター』の実現が出来ないだろうか。
これは、家庭の電力使用量が、過去のデータから設定された基準値に対してどれだけ節電されているか、個別家庭ごとにメーターで可視化される。出来るならば、冷暖房、テレビ、照明など、項目ごと表示されたら理想的だ。そして、これが家庭にとどまらず、公共機関で利用者にわかりやすく表示されることになれば、目標意識が芽生え、不快や我慢に折り合いをつけ、本当の節電体質を身に付ける事になると思うのだが、どうだろうか。


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